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地元を盛り上げ、地元に恩返しがしたい!

静岡県東部でその名を知らない人はいないほど、地元に愛される会社に成長を遂げている雄大グループ。来年には創立30周年を迎えます。

そこで、いずれは会社を背負って立つ副社長の大雅さんに、会社の紆余曲折や創立30周年イベントについて語っていただきました。ご自身の転機となる父と子のマル秘エピソードにもご注目を。

取材日2015年12月7日

PROFILE

1986年生まれ。静岡県沼津市出身。
地元の中学を卒業し東京へ。早稲田大学院にて商学を学び、税理士事務所に就職。
現在は雄大グループの副社長として奮闘中。

ピンチをチャンスに変えて成長。

雄大グループの30年の歩みについて教えてください。

1986年に創業しました。当時は節電機器の開発・販売を手がけていました。1990年にカラオケボックス「ラジオシティーリコー通り店」をオープン。その後、携帯電話の販売を開始。そして、1998年にカニ専門店「甲羅本店八宏園」をオープン。以来、外食産業、レジャー産業、情報通信産業において実績を重ね、2000年に現在の雄大株式会社として、新たなスタートを切りました。

各店舗の写真

転機はありましたか?

会社としては、9年前に「ラジオシティと居酒屋 ゆうが」が火災の被害にあったときです。働く場を失った従業員を抱え、どうしようかと危機感を持ちました。そこで、新規出店を加速させたんです。この経営ジャッジが功を奏しました。会社はピンチをチャンスに変えて成長し、現在は静岡県東部に10業態25店舗を展開。従業員800人、売上高70億円となり、無借金の経営を守っています。



僕自身でいえば、1年半前に東京から地元の沼津に戻り、雄大に入社したことです。

2年前に父が体調を崩し「重大な病気かもしれない」とお医者さんに言われました。そのとき初めて“親の死”を身近に感じましたね。

東京で一人暮らしをするうちに、親への感謝の気持ちが芽生え、さらに、大学院で得た知識や資格を活かしたいという意欲も高まり、「いつかは実家に戻りたい」という気持ちはあったんですけどね。まだまだ未熟で考え方も幼かったし、父と腹を割って話す機会もあまりなく、きっかけをつかめずにいました。

しかし、父が倒れたことで、躊躇っている場合ではないと、背中を押されました。勇気を振り絞り「雄大に入りたいです」と父に告げると「お前がそう思うならいいよ」と言ってくれました。

まあ、結局、重大な病気ではなかったんですけどね(笑)。父は今も元気でやっています。

インタビューの様子

病気ではなかったんですか?!

はい…。酔っ払って沢ガニを食べたのが原因だったんです。お医者さんもビックリですよね。酒豪の父には、お酒にまつわる数々の武勇伝があるので。今だからこそ、こうして笑ってお話できるんですけどね(笑)。

社長のお父さまから学んだことは?

仕事を任せてくれることです。そのかわり、確認作業を怠らないこと。リーダーとして、失敗したときに責任を取る。そういう姿勢は自分も見習いたいです。

遊び心を持ち、自身が楽しいと思えることに挑戦。

会社の将来にどんな夢を描きますか?

会社を大きくしたい。夢は大きく、50周年を迎える頃には、年商500億円の会社に成長していたいですね。

雄大グループの社是は「遊楽 ~ゆうらく~」です。お客さまに最高の時間や空間、料理などを提供し、楽しんでいただくためには、仕事に対して実直に取り組むばかりでなく、スタッフが遊び心を持って楽しむ、心の余裕を大切にすることを重んじています。というのも、その姿勢がお客さまの心に届くサービスにつながると信じているからです。

これからも外食産業を主軸に、自身が楽しいと思えることをやっていきたい。そして、社員のみんなが「雄大に入ってよかった」と誇りに思える会社にしていきたいです。

甲羅本店前にて/沖縄社員旅行にて/イキイキとした表情で働いている社員

地元の皆さんに恩返しがしたい。

創立30周年イベント、どんなステージが繰り広げられるのか、今から楽しみですね。

私たち雄大グループがこうして創立30周年を迎えることができたのも、地元の皆さんのおかげだと思っています。日頃、お世話になっている皆さんに恩返しがしたい!そして、この町の未来を担う若い方たちに、この町をもっと好きになってもらいたい!こうした想いを込めて、富士山の日である2月23日に音楽フェス「〜雄大グループ創立30周年大感謝祭〜223 Music Fes」を開催します。

K-mixとタイアップし、当日は人気ワイドプログラム「おひるま協同組合」を公開生放送します。アーティストによる番組ゲスト出演&ライブパフォーマンスはもちろん、ライブ終了後はCD販売&握手会も予定しています。出演アーティストは、ソナーポケット、Silent Siren、RED PENCIL TEACHERS、おかんなどです。

飲食をはじめとした各種ブースも出店し、盛大に開催します。もちろん入場無料です。ぜひ、遊びに来てください。

「223 Music Fes」

大雅さんのパワーの源

  • ゴルフ

    まだ始めたばかりで大タタキしてしまいますが(笑)。会社のコンペに参加しています。今後は日頃の運動不足解消も兼ねて、練習に励みます!

  • 桃屋

    老舗のお惣菜屋さんです。おすすめはカツサンドやハムカツサンドなどの惣菜パン。お店特製の甘いタレが人気です。小さい頃からよく食べていた懐かしの味で、先日、久々に食べたら、やっぱり美味しかったです。

    ●桃屋 住所:静岡県沼津市町方町5
    TEL:055-962-7824
    営業時間:10:00~売り切れるまで

インタビューを終えて

「趣味は?」という質問に、しばらく考え込んで「仕事です」と答えた大雅さん。「それだと記事になりにくいので、何かありませんか?」と迫ると「う〜ん、やっぱり仕事かな」と苦笑い。「遊びの中に仕事があって、仕事の中に遊びがあると考えています」とも。

30周年イベントも、遊び心満載の内容になりそうで今から楽しみ。当日は賢人スタッフも楽しませていただきます!

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