#24時間リレーウォーク ~リレー・フォー・ライフ静岡~
開催日:
がん患者、ご家族、友人や仲間がチームを組んで24時間リレーしながら共に歩き続ける「リレー・フォー・ライフ」。今年も9月9日(土)~10日(日)に静岡県立大学芝生園地で開催され、多くの方が足を運びました。
リレー・フォー・ライフとの出会い
どのような方々が、どのような想いでイベントを作っているのか・・・。
それを初めて知ったのは2年前。運営に携わる方々に取材をさせていただき、直接お話を伺いました。
「リレー・フォー・ライフ」は同じ空の下で時間を共にし、明日への元気をもらう場所。そして、卒業して行った仲間のことを思い出す場所。そう語ってくださったのを思い出します。
しずおか賢人インタビュー記事
また、昨年はイベント前のキャンプテン会議にお邪魔し、スタッフの皆さんが必死に準備されている姿を拝見しました。
昨年のレポート記事
“がん”は日常の出来事のひとつ
今年いただいたパンフレットの中に、「がんという病気は、病院の中だけのものでなくなり、私たちの身の周りで起こる日常的な出来事のひとつ」と書かれてありました。
患者になっても、できることはたくさんあり、社会の一員であることに変わりはありません。がんに支配されない生活を送ることの大切さを、この活動を通して知ることができました。
募金活動
今年8月。
しずおか賢人編集部も社内に募金箱を設置。
スタッフだけでなく、来社されるクライアントの皆様にもご協力いただけるよう、設置場所は靴箱のうえ。(弊社は、くつろげる空間を目指し、土足厳禁になりました。)
来社される方の中には、
「今日も募金したよ!」と声をかけてくださる方。
「こんなイベントをやっているんだ!」と、
パンフレットを手に取ってくださる方。
また、
「友人にも広めておくよ!」とシェアしてくださる方。
ちいさな、ちいさな募金活動ですが、目に見える形で広がっていくことを実感しました。
いざ、会場へ。
深夜午前0時。
暗闇の中、懐中電灯を片手に会場へ続く階段を上って行くと、芝生を歩く力強い足音が聞こえてきました。
夜中にもかかわらず、続々と駆けつけリレーに参加する方々。
会場一面に飾られているルミナリエ。
灯に浮かぶ愛する人へのメッセージ。
ルミナリエの中央に光るエンプティテーブル。
今日ここへ来ることができなかった愛する人の席。
オールナイトシアターを大切な人と一緒に楽しむ方々。
(わかり辛くてすみません・・・)
会場の至るところに、参加者の皆さんの深い想いを感じました。
二日目に見た景色
リレーウォークへ参加。
気温も高く、参加者の皆さんの体調が心配されましたが、24時間の疲れを微塵も感じさせない笑顔と笑い声がそこにはありました。
ここでは毎年、
患者同士のつながり、人とのつながり、社会とのつながりがしっかりと生まれている・・・・。
そんなことを感じさせてくれる時間でした。
リレーウォークを喜びいっぱいでゴールして行く皆さん!
でも、今日のゴールは通過点に過ぎません。
来年のリレー・フォー・ライフに向け、また一歩一歩、歩き始めています。
帰り道、会場周辺には、心地よい優しい風が吹いていました・・・。
【今回参加したイベント】
がん患者支援チャリティーイベント
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2017静岡」
◆日時: 2017年9月9日(土)13時~9月10日(日)12時
◆会場: 静岡県立大学 芝生園地
(静岡市駿河区谷田)
◆主催: 公益財団法人日本対がん協会
リレー・フォー・ライフ静岡実行委員会
◆共催: 静岡県立大学
◆後援:
- 厚生労働省
- 静岡県
- 静岡市
- 静岡県対がん協会
- 静岡県立静岡がんセンター
- 静岡県立総合病院
- 静岡県立こども病院
- 静岡市立静岡病院
- 静岡市立清水病院
- 藤枝市立総合病院
- (公社)静岡県看護協会
- (一社)静岡県医師会
- (一社)静岡市医師会
- (一社)静岡市清水医師会
- (公社)静岡県薬剤師会
- (一社)静岡県歯科医師会
- (公社)静岡県栄養士会
- 静岡新聞社・静岡放送
- テレビ静岡
- 静岡朝日テレビ
- 静岡第一テレビ
- 朝日新聞静岡総局
- 毎日新聞静岡支局
- K-mix
◆特別後援: アメリカ対がん協会
☆詳しくは RFLジャパン2017静岡ホームページ
↓
http://rfl-shizuoka.main.jp/
Written by しずおか賢人編集部スタッフ
- 参照元:
- RFLジャパン2017静岡ホームページ