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2017年02月13日 ライフスタイル イベント情報

演出家・山田裕幸氏が地元静岡で挑む、市民参加型舞台に密着!!

静岡県中部地区の藤枝市・島田市では、東海道街道文化創造事業の一環として、「演劇創作体験事業」を行っています。未来の芸術文化の担い手である両市の子ども達を中心とした、市民参加型の演劇創作プログラムです。公立劇団であるSPAC-静岡県舞台芸術センター所属俳優も出演します。同じ志太地区出身の演出家の手によってどのような舞台を創りあげていくのか、今回しずおか賢人編集部スタッフが取材して来ました。

2017年1月29日(日)

市民ホールおかべにて稽古が行われました。『My town 千年先のわたしたちへ』に出演されるみなさんは、2月の公演に向けて熱心に稽古に励んでいました。

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幸せはいつもそばにあることに気付かせてくれる作品

『My town 千年先のわたしたちへ』

2015年1月から稽古を重ね、台本から劇中に使われる歌や舞台美術まで、プロのスタッフとともに演劇創作体験事業参加者の手によって創られた『My town 千年先のわたしたちへ』。世界中で愛されている名作戯曲『わが町』をもとに、 架空の町「フジマタ町」を舞台に、両市の地域資源を盛り込みながら、何気ない“日常”の大切さを描いた藤枝市・島田市オリジナルの演劇作品です。

年先の人に伝えたい、本当の豊かさ

劇中の「フジマタ町」では町のシンボルの「木」が老木となり、人々は切ることを決めます。一方で、切ることは簡単だが「失う」ということの意味を人々は深く考えるようになります。一本の木の存在が、町全体のあり方について、「伝統・文化をどう繋げていくか」、「地域をどう活性化していくか」ということに一石を投じます。このようなことは、今後の日本、どこの町にも訪れることです。

何でもない日常が積み重なって私たちの一生になります。歴史的な行事や事件、また、建物といったハード面は千年先でも記録に残りますが、どのように普通の人々が生活し、何を感じていたのかは残りません。何気ない日常にある幸せを千年先の人たちに伝えたい!そんな想いがこの作品には詰まっています。

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観に来てくれる方が最後のピース

稽古取材を通して、子ども達の演技がとても自然で、元気が良かったことが印象的でした。小学生から中学生までと幅広い世代の子どもの参加者たち。物怖じしないというか、舞台を楽しんでいる様子が伝わってきました。何人かに話を聞くと、物語を読むのが好きだったり、ミュージカルの経験があったり、SPACのワークショップで演劇に興味を持ったり、と今回参加した動機はさまざま。でも、みんな仲が良くて、お互いの良さを認め合っている雰囲気でした。子供たちもプロの俳優さんたちの刺激を受けて、毎回たくさんのことを吸収しているようです。それを、おもしろいと感じ、どんどん成長していくのですね。

大人の参加者のみなさんも、演出家の山田氏の指示に的確に反応し、山田氏の頭から湧き出てくるイメージに対して、時には一緒に考え、意見を出し合い、場面を創りあげていました。その様子は本当に素晴らしいもので、この劇は絶対面白いものになる!という期待がいっぱいのワクワク感がそこにはありました。

子どもから大人まで、観る側と同じ立場の市民が参加している作品だからこそ、演劇を楽しんでいることを肌で感じられ、観る側もハッピーな気持ちにさせてくれると思います。

ぜひ会場に足を運んでいただき、演出家の山田さんのおっしゃっていた、観客という最後のピースをはめて、この『My town 千年先のわたしたちへ』というジグソーパズルを完成させていただければと思います。観客となるみなさん、ご期待ください!

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動画はこちら

■練習風景

■インタビュー


構成・演出 山田裕幸氏
(プロフィール)
劇作家、演出家。劇団ユニークポイント主宰。
1971年生まれ、志太郡大井川町で高校まで過ごす。大学時代より劇作、演出を始める。国内での劇団公演への書き下ろし作品の上演を中心に、韓国、フランスなど海外での上演も行っている。2005年に『トリガー』にてテアトロ新人戯曲賞受賞。2015年より活動の拠点を東京から静岡に移す。今回静岡に戻ってきてから初の市民参加型プロジェクトに挑戦。2017年からは藤枝市白子商店街にアトリエを構えるなど、今後もますます幅広い分野での活躍が期待されている。
Twitter @hiroyama0911

 

※東海道街道文化創造事業「演劇創作体験事業」
藤枝市・島田市では、未来の芸術文化の担い手である両市の子ども達を中心に、「演劇創作体験事業」を実施しています。本事業では、プロの劇作家・演出家の指導と、SPAC-静岡県舞台芸術センター所属俳優との共演による演劇創作活動を通じて、参加者が舞台芸術の魅力や演じることの楽しさを学んでいます。

※SPACスパック‐静岡県舞台芸術センター
SPAC(スパック)は、グランシップ内の静岡芸術劇場と日本平にある舞台芸術公園を拠点として活動する静岡県立の劇団です。舞台芸術作品の創造と上演を中心に、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」の開催、海外公演、人材育成、中高生鑑賞事業、地域へのアウトリーチなどに取り組んでいます。SPAC公式WEBサイト→http://spac.or.jp

【インフォメーション】

『My town 千年先のわたしたちへ』

◆公演日時・場所
藤枝公演 2017年2月19日(日)開場:午後1時30分 開演:午後2時
藤枝市民会館(藤枝市岡出山1-11-1〈藤枝市役所敷地内〉TEL 054-643-3931)
・公共交通機関 JR藤枝駅北口より
静鉄バス2番乗り場→中部国道線「千才」下車徒歩10分
静鉄バス3番乗り場→志太温泉線市役所周り「藤枝市役所」下車徒歩1分

・お車でお越しの場合
一般道:国道1号バイパス 谷稲葉ICより約10分、内谷新田ICより約15分
東名高速道路:焼津ICより約15分
新東名高速道路:藤枝岡部ICより約15分

島田公演 2017年2月26日(日)開場:午後1時30分 開演:午後2時
島田市民総合施設プラザおおるり(島田市中央町5-1  TEL 0547-36-7222)
・公共交通機関 JR島田駅北口より徒歩8分
コミュニティバス相賀線・上相賀方面行き→「市役所」下車すぐ
コミュニティバス大津線・天徳寺方面行き→「市役所西」下車すぐ

・お車でお越しの場合
一般道:国道1号バイパス 野田ICより約10分
東名高速道路:吉田ICより約10分
新東名高速道路:島田金谷ICより約15分

◆入場整理券について
12月1日(木曜日)から『My town千年先のわたしたちへ』の入場整理券を下記の場所で配布しています。

事前に入場整理券を入手のうえ、当日公演会場までご来場ください。
当日券は残席がある場合のみ開演1時間前より会場受付にて配布します。

藤枝公演の入場整理券は、配布予定枚数を終了いたしました。

入場整理券配布場所

  • 藤枝市役所(東館4階)街道・文化課 〒426-8722 藤枝市岡出山1-11-1
  • 藤枝市岡部支所 〒421-1121 藤枝市岡部町岡部6-1
  • 藤枝市文化センター 〒426-0034 藤枝市駅前2-1-5
  • 島田市民総合施設プラザおおるり 〒427-0042 島田市中央町5-1
  • 島田市川根文化センター チャリム21 〒428-0104 島田市川根町家山1173-1
  • 島田市金谷生きがいセンター 夢づくり会館 〒428-0007 島田市島550-2
  • 静岡芸術劇場 〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4

◆料金
入場料無料(全席自由)

◆お問合せ
・藤枝市 街道・文化課(平日8:30~17:15)
藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館4階 TEL 054-643-3036  FAX 054-643-3327
・島田市教育委員会 文化課 文化振興係(平日8:30~17:15)
島田市中央町5-1           TEL 0547-36-7966  FAX 0547-37-2500

◆チラシはこちら→
(表)https://www.city.shimada.shizuoka.jp/bunka/engekisosaku/documents/mytownomote.pdf

(裏)https://www.city.shimada.shizuoka.jp/bunka/engekisosaku/documents/mytownura.pdf

◆藤枝市・島田市東海道街道文化創造事業
GO!GO!TOKAIDO HP → http://gogo-tkdo.jp/event/pg248.html

 

Written by しずおか賢人編集部スタッフ